SRSの取締役の一人である浦辺幸夫氏の話です。

彼は、昨年4月に宮城県仙台市宮城野区に最初のボランティアにでかけました。そして昨年9月からは福島県の南相馬市民病院にチームを組んで医療ボランティアに参加しています。

南相馬市は福島県で最も多くの犠牲者の出たところです。また当初は、災害避難準備区域に指定されており、福島第一原子力発電所の影響を強く受けている土地でもあります。病院の職員もまた被災者という立場で、病院は医療崩壊の危機に陥っていました。

現在南相馬市立総合病院は、2/3のベッドが稼働するまでになり、4月には新しい職員を迎えることができました。災害からの復興からさらに新しい病院の再建へとスタッフの意気込みの高さを語ってくれました。半年間関わった南相馬市の状況がようやく少しは分かったということでした。そして新たな進展はこれからということでした。

しかし、他の地域はどうなっているのかということで、3月末に岩手県の宮古市、山田町、大槌町、釜石市、陸前高田市、気仙沼市などを回ってきたと

気仙沼市にある、陸地に流された船の様子

気仙沼市にある、陸地に流された船の様子

いうことでした。皆さんもU-tubeなどで津波の被害を何度もみたと思います。海岸沿いの海抜20mくらいまでの土地にあった家屋が軒並み流されてしまって、家の土台を残して整地した場所や、それをすべて掘り起こした場所、そしてがれきの集積地。やはり、重い気持ちになったということです。

写真は、気仙沼市にある、陸地に流された船の様子です。モニュメント的な存在になりつつあるということでした。繋留されていた港からはずいぶん離れて内陸に上がっているようです。この船の周りにあった家もみな流されたのですね。

重い気持ちになりながら、SRSも何ができるか考えながらおります。

スポーツ・リハビリテーション・システム 代表 浦辺直子


Category: コラム

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